来月から、社会人。
今月まで、大学院生。
この学生から社会人へとの1つの人生の区切りとして、エッセンシャル思考という本を読んだ。
この本で自分が1番大切だと感じたのは、自分の今いる場所と、目指すゴールを明確にするべきということだ。
後の部分は、自分の今いる場所の見極め方や、目標に向かうときの寄り道をしない方法、ゴールをよりクリアにするために優先順位の付け方が書いてある。
図にまとめるとしたの通りだ。
そして、今のポジション、ゴール、方針を立てるのに十分な時間を使うべきと書いてある。
しかし多くの人は、時間に追われ、そのゴールを考える暇がない。
この本では、時間がない場合も、目的、例えば、仕事で何ができれば、休めるのかを明確にすることに時間を使うべきだと書いてある。
ゴールを明確にすることで、仕事に使う時間を減らせるはずだということだ。
これは、自分の経験からもそうだ。
大学院の修士課程で、学術論文を執筆しているときに、実験の数値をいくつでやるかで何回も同じような傾向のデータを取り直した。
部分的に悪い部分があったからと、修士論文の提出直前まで、ずっと実験器具と格闘していた。
この時、先生に1度見せ、ゴールをもっと明確化しておけば、もっと楽にできたかもしれないと感じる。
この本から、重要なことがゴールを明確にすることにより明確になること、そして、その方法を考えるときに俯瞰的な視野を持つことの大切さを感じた。
詳しいことは、本書を読んでみてほしい。
エッセンシャル思考を読んで、社会人になる前の区切りとして、会社でやりたいことの事の目標を立てた。
今までの研究分野の実用化だ。
実現するのには、最低でも5年はかかる大きな目標だ。
そのために、会社で、今の研究の何が問題なのか、先に実用化できたものは、どんな特徴があったのかを勉強し、この1年間でやる目標をもっと明確にすることが、自分にとって、今やるべきことだと思う。